「新婚の家探しってなにするの?」
「賃貸アパート・マンションの選び方でなにを気をつけたらいい?」
という方向けです。
嫁ちゃん
けいすけ
昨年結婚式を挙げ、結婚式本を10冊以上読んだ私たちが書きました。引っ越しはかれこれ二人合わせて、5回以上はしています。
- 失敗談をもとに新婚の家探しのポイントがわかる
- 要注意な物件
新婚の家探しで私たちが意識したポイント
家にいる時間は一日の半分以上ですから、とっても大切です。
私は過去に一人暮らしの賃貸物件を選ぶ際、家探しに失敗したこともあります
そのトラウマから新婚の住まいをかなり慎重に選んだおかげで、今は新婚生活を快適に過ごせています。
これをみていただいているあなたが失敗する可能性を少しでも減らせるように、実際に家探しでどこを意識して決めたのかお伝えしますね。
結論からいうと重視した順に以下のとおりです。
- 家賃
- 間取り
- 収納
- 方角
- 階数
- キッチンの広さ
- 静かさ
- 職場からの距離
- 駅徒歩
- 最寄り駅の利便性
ほとんど全部じゃん!と言われるかもしれませんw
特に太字で囲んだのは、意外と意識しないことが多い箇所なので家探しに慣れていない方は要注意です。
それぞれ説明していきますね。
1,家賃の予算を決めよう
「当たり前すぎるから説明しないでよ!」と言われそうです。
先に家賃はちゃんといくらにするか上限を決めましょう。
不動産屋さんに「〜円までならOK」と伝えると、上限ギリギリの物件を紹介されるのが普通です。
ちなみに家賃相場のほとんどは「駅✕間取り」で決まります。あとは築年数、アクセスで調整されるといった感じ。
条件が良いにもかかわらず、相場よりだいぶ安い賃貸物件は怪しいと思ったほうがいいです。実際には募集されていない釣り物件だったりします。
明らかに「この相場で無理だ!」と思ったら別のエリアにしたほうが無難です。
建物もボロいし、設備も微妙でした。その経験があってから、平均相場以下の物件は避けるようになりました。
ざっくりした相場は以下でまとめています。
東京都内の方は以下をどうぞ。
あとは実際の物件を見ていく中で相場観がわかってくるので、実際に何件か見始めるのもおすすめです。
2.間取りと配置は王道を狙う
間取りも重要です。
新婚だと人気順に
- 2LDK
- 1LDK
- 2DK
家賃が許せば2LDKがおすすめ。実際にわたしも2LDKに住んでいます。
くわしくはこちらをご覧ください。
また部屋がどんな形をしているかが、とっても重要です。
意外と意識せず決めてしまう新婚さんが多いので注意してください。
なるべくスタンダードな形を選びましょう。
例えば以下のような間取りはおすすめです。
※アプリで自作
こんな感じでスタンダードな四角形や長方形の形が理想。
反対に以下のような、個性的な間取りはおすすめしません。
※アプリで自作
家具が配置しづらいからです。
3.収納は必要
収納も重要です。
あるとかなり部屋がすっきりします。
逆にないと入れるところがなくて困ったり、別に収納具を買う羽目に。
例えば寝室が
- 6畳+収納あり
- 8畳+収納なし
だったら私は1を選びます。
例えば夏に冬の布団を入れるだけでもかなり場所取りますからね。。
4.方角が南がいい
日当たりは個人的にけっこう重要視してます。
一番オススメは南向き。一番人気があります。
おすすめ順に並べると「南→東→西→北」です。
南だと日中は部屋が明るくあたたかいの洗濯物もよく乾きます。
東は午前中が明るく、西は夕方が明るいです。
北は日が当たりません。日本は湿気が多いので、ジメジメしてカビが生えたりします。1日中電気をつけていないといけません。
その分、家賃は安いですけどね。
5.階数は2階以上がおすすめ
マンション・アパートの場合は階数も重視しました。
おすすめは2階以上です。
いくら南向きでも一階だと建物の構造で日があまり当たらなかったりします。
2階以上なら眼の前に障害物ない限り、問題ありません。
また通気性も良いことや、虫が入ってきづらい点がいいです。
一階に住んでいたときはなんかジメジメしていていたのと、色々な虫がけっこう出てきました。
それ以降、1階は住みたいと思いません。。
6.キッチンは広いほうが料理がはかどる
新婚だと料理も家で作る機会が多いでしょうから、ある程度キッチンの広さもあったほうがいいです。
賃貸だと広さにある程度限界もありますけど、やる気が断然変わってきます。
1LDK〜2LDKくらいなら、けっこう広いところが多くなっていますよ。
7.静かさも気にする人は意識すべき
大通りの前や電車が近くに通っていないかよく確認しましょう。
うるさい物件は、けっこう多く空きが出ていることが多いです。
それだけ退去者が多いということでしょう。
8.職場からの距離はお好み
この辺は好みです。
なるべく近いほうがいいですけど、家賃とのバランスですね。
満員電車とかに乗る場合は結構ストレスなので、もちろん短いに越したことはないです。
9.駅徒歩は遠すぎず
私たちは駅徒歩15分くらいで考えていました。それ以上になるとかなり遠く感じるので、やめておいたほうがいいです。
ちなみに徒歩15分って買いてあっても、実際歩くと20分くらいかかることがあります。
だいたい実際よりも短く書いてあることが多いので、覚悟しておきましょう。
個人的には職場から近い場合やお店が近くにある場合は、ある程度遠くても問題ないかなと思います。
10.最寄り駅の利便性はお好み
とりあえず重要なのはスーパーとコンビニ、ドラッグストア。
特に新婚さんだとスーパーの充実度が料理に影響しますから、チェックしておきましょう。
それ以外のお店は好み次第です。例えば、繁華街がいいのか住宅街がいいのかなど。
また家探しをするときは車で移動することも多いですけど、最寄り駅が徒歩圏内の場合は歩きでも見てみることをおすすめします。
実際の距離感や町並みが把握できますよ。
総評:優先順位をつけよう
と色々書いてきましたけど、すべての条件を完璧にしたら家賃がかなり上がってしまいます。
新婚夫婦でそれぞれ重視したいポイントもあるはずですから、自分たちの優先順位を決めましょう。
例えば、以下のようなバランスのとり方があります。
- 新築で広い部屋がいいから、都会から離れて家探しをする
- 会社から近くて、最寄り駅も便利な街がいいから、築年数や妥協する
といった感じ!
新婚に限らずこんな賃貸物件は要注意
実際に色々な賃貸物件を見てきて、注意したほうがいい物件の特徴がわかってきたいでお伝えします。
やたら空室がたくさんある
賃貸検索サイトなどを見ていると「あれ?これさっきもみたな」のように、同じ物件がたくさん出てくることがあります。
こういった物件はおすすめしません。
退去者が多く、住みづらい証拠だったりします。
わたしはいつも1件しか空いていないような物件を狙います(部屋数が100とか多いところは除く)
窓を開けたら建物
マンションを内見するときに部屋についている窓を必ず開けてみることをおすすめします。
たまに窓を開けたらビルの壁だったり、人の家の窓がすごい近くにあったりしますから。
窓を開けたときにある程度、開放感がある家がおすすめ。
水回りが古い
築20年以上経っている賃貸物件によくある話でして、水回りが老朽化していることがあります。
問題ないか確認するため、内見中に許可をとって蛇口を捻ってみることをおすすめします。
水圧チェックを兼ねて。
共用部が荒れている
賃貸物件では、駐輪場やゴミ捨て場などが荒れているところがあります。
そういったところはたいてい住民の民度が低かったりするので、入居してからトラブルに巻き込まれる可能性が高くなります(だいぶ先入観あるけどねw)
念のためチェックしておきましょう。
1981年以前の建物は注意
建築基準法が1981年に大きく改正されました。
そのため1981年以前の建物は古い制度のもと作られた建物なので、基本的におすすめしません。
命に代えられるものはありませんから。
ここまで古い物件に住む人も少なそうですけど。
部屋探し方の流れ
新婚に限らず、部屋探しをする場合は以下の流れになります。
- 引越し時期を決める
- 予算を決める
- エリアをざっくり決める
- お部屋探しサイトで見てみる
- 不動産屋に行く
- 内見する
- 契約
- 引っ越し
実際に住み始める1〜2ヶ月前には、探し始めることをおすすめします。
おすすめのお部屋が探しサイトについてはお部屋探しのサイトおすすめ5選【新婚・同棲】でまとめたのでご覧ください。
新婚の家探しでよくある質問
新婚のときに知っていたら、賃貸選びが楽になっただろなという、よくある質問をチョイスしました。
防音に優れているのは?
RCといわれる鉄筋コンクリート造が一番防音性があると言われています。
強い順にRC→重量鉄骨、軽量鉄骨→木造が一般的です。
(ただ鉄骨と木造は大差がないとも言われていますけど)
同じ構造でできていても、建物によって防音性はけっこう違います。
分譲マンションと言って、もともと販売用に提供されているマンションが賃貸に出されていることがあり、より防音性は高いことが多いです。
ただそこまでこだわりすぎると部屋が見つからないので、妥協も必要だと思います。
空き物件が出やすい時期は?
3月が一番引っ越す人が多いので、空き物件が出やすいです。次に4月ですね。
ただこの時期は無くなるのも早いので、注意が必要。不動産屋もかなり混み合います。
他の時期はほとんど変わりません。
いつが安い?
3月4月は高いですけど、それ以外は大きく変わりません。
賃貸物件の家賃はそこまで変わりませんが、値段交渉がしやすかったり、礼金が安めだったりすることはあります。
ただ引っ越し業者の代金もハイシーズンは高いです。値段が通常期(2月〜5月)と比べ倍くらい変わることがあります。
実際に3月にもそれ以外にも引っ越しをしたことがありますけど、不動産屋の対応とかはそこまで違いを感じませんでした。
引越し業者も見積もりサイトとかを使えば、対応も対して変わらないです。
くわしくはこちらをご覧ください。
まとめ:新婚の家探し・賃貸の選び方
他にも結婚式に役立つ情報をお届けしているので、ブログ内を色々見て回ってくださいね。