「お金がないから結婚式できないかも」
実際にそういった方がいても全くおかしいことではありません。
実際に20代の約30%は、50万円未満の貯金しかしていないというデータがあります(出典:楽天インサイト)
それに対して結婚式の平均費用相場は約350万円もかかるからです。
嫁ちゃん
けいすけ
この記事では、結婚式本を10冊以上読んだウェディングマスターの私が
- お金がない人は結婚式をどうするかの対策
- 逆にオススメしない方法
目次
結婚式でお金がない場合の対策
方法がいくつかあるため、おすすめの方法から順に説明していきますね。
挙式のみの結婚式にする
一番現実的な方法が挙式のみやる方法です。
結婚式で一番お金がかかるのは披露宴なので、それをカットすれば大幅に費用を安くできます。
お金がなくて結婚式を諦めるくらいなら、挙式だけでもすることをおすすめします。
少人数でやる
少人数でやるというのも手です。
結婚式は基本的に、ゲストの人数が増えれば増えるほど費用が増えます。
だから
- 家族だけ
- 家族+本当に中の良い友人だけ
そういう意味では先ほど説明した「挙式のみ」+今回説明した「家族だけ」というのが一番安く済みますよ。
なお挙式の後は食事会で談笑メインでやる方も増えています。
ちなみにチャペルはシンプルですが、小さな結婚式という会場&サービスを使えば、最安で10万円を切る金額で挙式が可能です。
いわゆる少人数婚に特化した会社になります。
詳しくは以下でも解説しています。
フォトウエディングで済ませる
本当にお金がないという方は、フォトウエディングという選択肢も出てきます。
最近はドレス+ヘアメイク+撮影代がセットになったプランも多いです。
何もやらないのとフォトウエディングだけでもやっておくでは、大きく違いますよ。
安いものだと10万円しないものがあるので、参考にしてみてください。
オフシーズンを狙う
結婚式は春と冬が人気で費用も高め。
しかし夏や冬はやる人が少ないため、式場によっては費用がかなり抑えられることが多いです。
元々私は冬にやるのは否定派でした。ゲストに迷惑がかかると思ったからです。
しかし友人の冬の結婚式に参加して、室内メインであれば全く辛くないことを知ったので選択肢としてありだと思います。
雪が降るような地域は流石にきついですが。
【参考】結婚式当日まで半年以内ならハナユメ割というハナユメがやっている割引で、100万円以上安くなる可能性もあるので、見積もってもらうのも手です。
値切ったり外注をする
成約前限定の方法として「値切る」という作戦があります。
結婚式場は割と頑張れば、普通に数十万円単位で値切れる会場も多いので言ったもの勝ちです。
また費用が高いものは外注するのも手です。
例えばプロフィールムービーの外注やアルバムとかはかなり節約できます。
ムービーは会場に依頼すると5万円〜ですが、外注すると5,000円〜可能ですよ。
ただし会場によって持ち込み料や禁止事項があるため事前確認は必須。
格安系のウェディング会社を利用する
貯金がある程度ある方向けの方法を紹介します。
スマ婚やゼロ婚といったプロデュース会社(式場探しから当日まで一括してサポートするところ)を使う方法です。
これらは
- 結婚式費用の後払い(ご祝儀をもらった後に払える)
- 持ち込み料無料&無駄な費用のカット
普通は結婚式費用は本番1週間前くらいに前払いをする必要がありますが、これらの結婚式場紹介を使うと後払いが可能になります。
割とシンプル目な結婚式でもいいという場合は、なかなか使えるサービスです。
実際に普通の結婚式より100万円以上安くなった人も結構いるみたいですね。
格安婚のプロデュース会社は以下で比較しています。
クレジットカードを使う
クレジットカード払いであれば、引き落としが後日になるので実質後払いとなります。
ただし注意点として
- クレジットカードが使える会場は意外と少ない
- カード利用枠の上限が足りない
ホテルでは高額な支払いでもクレジットカードに対応していることが多いです。
人によっては300万円とかを支払う必要があるので、カードの利用枠に関しては上限金額を挙げておく必要があります。
ただ一時的に上げられる会社は意外と少ないので注意しましょう。
また大体の会場では複数枚を合算して支払いに使うことも可能なので、事前に相談してみましょう。
私の体験記については以下で書いています。
結婚式以外の関連費用を抑える
お金がない場合の対策として、結婚式に関連したものを節約する方法があります。
具体的には
- 指輪を節約する
- 海外旅行を節約する
指輪を節約する
例えば
- 婚約指輪を買わずに結婚指輪だけにする
- ブランドよりも素材を重視する
具体的にはコチラの記事でも詳しく書きましたのでご覧ください。
新婚旅行(ハネムーン)を節約する
新婚旅行は大きな出費になりますが、ちょっと工夫すれば大きく節約できます。
例えば
- 新婚旅行ではない通常の旅行プランで行く
- 物価の安い国や地域に行く
- 時期を閑散期にずらす
あと少人数限定の上級者向けな方法として、海外挙式としてハネムーンとセットで行っちゃう手もありますね。
グアムやハワイあたりなら割と安くすみます。
お金が貯まるまで結婚式はしない
資金が貯まるまで、焦って結婚式をあげないというのもありです。
籍を入れて2、3年後くらいの結婚式ならそこまで違和感ありません。周りにもそういう人は少ないですがいました。
お金がないからといって結婚式でやってはいけない方法
逆にオススメしない方法について紹介します。
ブライダルローンを組む
借金してまで結婚式をするのはおすすめしません。
結婚していちばん大切なのは幸せな家庭を築くこと。
そのためには色々とお金がかかります。長い目で見て結婚式よりも結婚生活にお金を使うべきです。
結婚式で借金をしてしまうと、将来の結婚生活がかなり苦しいものになってしまいますのでやめましょう。
金利も結構発生しますし。
詳細は以下の記事でも書きました。
会費婚はそこまでお得ではない
会費婚といってゲストからご祝儀の代わりに会費を2万円とか頂いて、披露宴パーティを開く形式が最近増えています。
これ自体は決して悪いものではないのですが、費用を安く抑える目的で実施するならあまりおすすめしません。
実際の支払い総額は、普通にご祝儀をもらって披露宴をやった場合より多くなることが報告されているからです。
だから節約という観点で、会費制にするのは危険ですよ。
まとめ:結婚式でお金がない場合の対策を新郎新婦目線で語る
新郎新婦目線で、お金がない場合の結婚式について書いてきました。
私は元々結婚式にそこまで興味がなかったんですが、実際にやってみて本当に良かったと思っています。だからできれば皆さんにも結婚式を挙げてほしいです。
まだ不安は残っていますか?
でも安心してください。この記事にたどり着いた方はもう大丈夫です!
それだけ真剣に二人の将来について考えているということですから。
これから二人でよく話し合って選択をしてください。そして素敵な結婚生活を送ってくださいね。
心より幸せな未来を祈ってます。