「新婚の家電を一式揃えるのに予算はどれくらい必要?」
「家電をネット通販と量販店で買うのどっちがおすすめなんだろう」
という方向けです。
嫁ちゃん
けいすけ
昨年結婚式を挙げ、結婚式本を10冊以上読んだ私たちが書きました。
このブログ記事を読めば、新婚夫婦のみなさんが家電の費用や、少しでもお得に家電をゲットする方法がわかります。
目次
新婚一式の予算相場は33.4万円
そもそも新婚で家電を買ったという人は全体の59.5%、購入しなかったのは40.1%います。
購入しなかった人は、すでに同棲や一人暮らしで持っていたパターンがほとんど。
買った人のうち、新婚で家電一式を揃えた場合の費用相場は33.4万円です(2018年のデータ)
昨年は33.9万円だったそうで、年々下がっています。
※出典:新婚生活実態調査2018
ちなみに間取りや、商品のグレード、購入するお店、地域によっても大きく差が出ます。
内訳を見ると以下のように大きなばらつきが見られます。
※新婚生活実態調査2018を元に当サイトで独自にグラフを作成
これをみると
- 1番目に多い層の20〜40万円(36%)
- 2番目に多い層の40〜60万円(20.9%)
しかし中には20万円未満の人がいたり、60万円以上の人がいたりとある程度の開きはあります。
平均購入アイテム数
家電製品は1カップルあたり平均で6.4個購入しています(2018年データ)
思ったより少ない気もします。
おそらく同棲とか一人暮らしでだいぶそろっていた人も含まれているからでしょうね。
ないものは買わないといけないので、両方とも実家ぐらしだった人は、最低でも10個以上買わないと生活は無理だと思います。
購入の比率が多い順に並べると以下の通り。
- 冷蔵庫:79.6%
- 洗濯機:63.3%
- 炊飯器:52.1%
- 電子レンジ:51.7%
- 掃除機:51.0%
見る感じ、無いと生きていけないような家電は買われているみたいです。
商品別の相場
家電製品ごとにみると予算相場がどうなっているか、費用の高い順にまとめました。
平均相場 | |
冷蔵庫 | 13.8万円 |
エアコン | 11.2万円 |
テレビ | 11.5万円 |
洗濯機 | 9.3万円 |
照明器具 | 3.2万円 |
電子レンジ | 4.8万円 |
掃除機 | 3.3万円 |
炊飯器 | 3.1万円 |
※出典:ゼクシイネット
1つ1つのアイテムにはけっこう予算を使っているように感じます。
半一生モノとして買っているんですかね。
テレビとか照明器具は費用を半分くらいにできそうな気がしますけど。。
電子レンジとかは市場に1万円しないものも多くありますが、この相場だと4.8万円が相場ということはオーブンレンジにしてる人が多いのかもしれませんね。
新婚の家電セットはどこで買えば予算を抑えれるか
新婚カップルが家電を買う場合、主に選択肢に上がるのは以下です。
店舗 | |
家電量販店 | ヤマダ電機、ケーズデンキ、コジマ、エディオン、ビックカメラ、ヨドバシカメラなど |
ネット通販 | Amazon、楽天、価格.com |
結論を言うと、ネットで家電を買うのが一番予算が安く済みます。
たとえ家電量販店のセット商品を買ったとしてもネットのほうが安いですよ。
しかし設置が必要な大型家電(冷蔵庫、洗濯機など)は家電量販店で買ったほうがいいです。
それ以外の家電はネットで買うことをおすすめします。
■ネットで買ったほうがいいもの・量販店で買ったほうがいいもの
なにをネットで買ったら良いのか、分類してみました。
ネット | 量販店 | 人によって分かれるもの |
電子レンジ | 冷蔵庫 | エアコン |
オーブントースター | 洗濯機 | 食洗機 |
炊飯器 | ウォシュレット | |
電気ケトル | ||
ガスコンロ | ||
調理器具 | ||
照明器具 | ||
扇風機 | ||
空気清浄機 | ||
ストーブなど | ||
電動歯ブラシ | ||
ひげそり | ||
体重計 |
「人によって分かれるもの」には、ネットで買ったほうが安いもの、設置が必要な商品を並べました。
このあたりの詳細は家電設置の面倒くささを解消する方法(←ジャンプできます)記事後半のでまとめています。
冷蔵庫・洗濯機は量販店がいい理由
一部の大型家電を買うのに家電ショップが良い理由を説明します。
それはネット通販で冷蔵庫や洗濯機などを扱う上で、以下のデメリットがあるからです。
- 基本的に設置をしてくれない
- ダンボールや発泡スチロールなどゴミが残る
- 保証が弱い
くわしく説明します。
1.基本的に設置をしてくれない
一番大きな理由がこれです。
家電量販店なら設置も無料または安い値段で一式やってくれるものの、ネット通販だと普通は設置をしていません。
冷蔵庫や洗濯機など、自分では設置が難しい大型家電は一苦労です。
転倒してけがをしたり、部屋を傷つけてしまうのもこわいですよね。
特に洗濯機に関しては、設置方法もわからない人が多いでしょうからヤマダなどの家電量販店で買うのがベスト。
2.ダンボールや発泡スチロールなどゴミが残る
大型家電はそれ相応のダンボールや緩衝材、ビニールなど多くのゴミが出ます。
新婚のときはたださえ、ダンボールがあったりごちゃごちゃしているはずですから、かなり場所を取るゴミは邪魔で仕方ありません。
家電量販店で設置を依頼したらこれらのゴミは回収してくれます。
3.保証が弱い
これは保証が必要派の人だけ見てください。
ネットで買うと保証は基本ついていません。
別途有料でつけられるところもありますが、店舗自体無くなる可能性があったりと不安があります。
一方で量販店なら独自の保証を持っていることが普通です。
また家電を購入した際のポイントを使えたり、交渉次第で場合によっては無料でつけてくれたりも。
洗濯機とか冷蔵庫あたりは壊れると厄介です。保証に入っていたほうが安心という方にとっては重要なポイントでしょう。
近所の量販店のお得情報は無料でチラシが見れるシュフーという無料のスマホ公式アプリがあります。
スーパーやドラッグストアの特売情報も見れるので、わたしもたまに使ってます。
※月間利用者数1,000万人以上
小型家電は一式ネットが安い理由
小物家電は断然アマゾンが安いです。
同レベルのもので家電量販店のほうが安いなんてことは、ほぼ皆無。
スーパーで鶏肉より牛肉のほうが安いくらい珍しい話です。
なので小物を安く買うなら家電量販店は行くだけ無駄だと思ってください。
ここで「そもそも小物家電ってなにがあるの?」について補足しておきます。
たとえば
- 炊飯器
- ドライヤー
- 掃除機
- 電子レンジ
- オーブントースター
- 電気ケトル
- ガス器具
- 調理家電
- 電動歯ブラシ
- ひげそり
- 体重計(いる?)
とりあえずネットのほうが大幅に安いものをお伝えしたかった。。
「ネットのほうが安いなんて本当?」「私の値引きをなめないで」みたいな人もいるかもしれません。
でもだまされたと思って、お店行ってみてください。
ネットより明らかに高いですから。しかもアマゾンとかは税込ですが、店頭は税抜表記が基本ですからその点もよくみておくといいですよー!
頑張ってもネットと同価格が限界です。しかもポイント分で補填がほとんど。そのポイントも、あとで使えるとこがなくて困るパターンになる可能性が。
家電設置の面倒くささを解消する方法
わたしもほとんどの大型家電は量販店で買いましたけど、エアコンやウォシュレットはほとんど値引きしてくれなくて悲しかったので、ネット通販で買いました。
だって量販店よりもネットのほうが何万円も安かったんですもん。都内の総本店に行ったのにほぼ値引きなしとは驚いた。
「いや待って!さっき設置が面倒だって言ってたじゃん!」そう思われるかもしれません。
でも冷蔵庫や洗濯機以外なら、くらしのマーケットってところに依頼したら全て解決しました。
ネット上で家電の設置業者を検索し、予約できるサービスです。
食べログの仕事依頼版といえば伝わりますかね。利用は無料です。
私も当時いろいろ調べつくし、実際にくらしのマーケットに頼んだおかげで本当助けられました。
実際に依頼したときの話はこちらをご覧ください。
何が良かったのか理由は以下の3つです。
- 低予算で出来るから
- 自分の好きな業者を評価見ながら選べたから
- 時間帯や日付が自由に選べたから
くわしく説明します。
低予算で出来るから
一番はなんといっても予算面。
「通販エアコン+くらしのマーケットの設置料」のほうが安いです。
トータルのコストを比較すると以下の通り。
「家電量販店エアコン+量販店の設置料」>>「通販エアコン+くらしのマーケットの設置料」
というかたいていのものは悲しいですがそうなります。
自分の好きな業者を評価見ながら選べたから
量販店で買った場合、業者は量販店の下請けがやります。
自分で選べません。運が悪いと対応が悪い業者にあたったりとか普通にあります。
一方でくらしのマーケットは自分で選べます。
実際に依頼した人の口コミがみれるので、自分が安心して任せられるなと思った設置業者に依頼できるんです。
また業者側も評価をつけられることで、相手も下手な対応ができません。抑止効果があります。
予算も自分の気に入ったところから選択可能です。
時間帯や日付が自由に選べたから
家電量販店は設置の日にちくらいしか希望できません。
当日の朝っぱらに電話がきて「今日の〜時に伺います!」となるのが本気で普通です。
「いや困るから!」
一日予定を開けていないといけないとかおかしくないですか?たまに午前とか午後くらいなら指定できる場合も
その点くらしのマーケットは時間も指定できます。
1時間とか2時間おきでネットで事前に決めて予約できるので、助かりました。
ただしもちろんトータルの費用が安い方を選んだほうがいいです。
すべての場合で「ネット通販+くらしのマーケット」が絶対お得というわけではないので、よく比較して検討してくださいね。
まとめ:新婚の家電一式にかかる費用はうまく抑えられる
今回の記事を読んでいただいた方は、予算のイメージや買い方のコツみたいなものがだいぶつかんでいただけたと思います。
まとめるとこんな感じ。
- ①新婚で家電一式をセットで揃える場合の費用相場は33.4万円
- ②設置が面倒な冷蔵庫や洗濯機は量販店で買うべき
- ③それ以外はネット通販が安くておすすめ
こんな感じで花嫁・花婿さんのためだけを思った記事書いています。
節約や役立つ情報を他にも書いているので、ぜひ見て回ってくださいね。
素敵な結婚式になることを祈ってます!そーグッド!