「結婚式場って値引きはどのくらいまでいけるもの?相場は?」
「値引き交渉のコツを知りたい」
という方向けです。
嫁ちゃん
けいすけ
昨年結婚式を挙げ、結婚式本を10冊以上読んだ私たちが書きました。
このブログ記事では、結婚式場の値引き金額や交渉術を経験を元にしっかりとお伝えしていきます。
読んでいただければ、何もしない場合よりも断然いい結果が出ます!(絶対値引きしない会場を除く)
目次
結婚式場の値引き相場はどのくらい?
結婚式場によって、どのくらい値引きできるかは正直ピンきりです。
時期や人数、会場の埋まり具合によっても大きく変わってきます。
あえて平均をいうなら値引きが金額は30万円が相場だとも言われています。
私の話をすると、ブライダルフェアおよび式場見学に10件程度行きました。
そのうち値引きをしてくれなかった会場は1ヶ所だけ。
残りの全ては大小なりとも値引き交渉に応じてくれました。
値引き額が一番大きなところは100万円程度。少ないところは数万円でした。
そもそも約半分の式場では値引き交渉をしているわけでもないのに、勝手に安くしてくれる状況でしたね。
最初に高い見積もりを出されて、
- 「いまは◯◯周年ですので、プラン料金から〜万円引かせていただきますね」または
- 「◯月限定の割引として、カラードレスが無料になります」
最初は「すごい!めっちゃお得!」と思いましたが、何件も行くうちに見慣れてしまったので、ほとんど驚かなくなってしまいましたね。
ほとんどの会場では、最初に高めの見積もりを見せて、新郎新婦が決めきれないとき用に値下げの余地を残しています。
しかも「値引きしてくれた!」と思って、その感謝の気持ちからついつい契約してしまうものです。ただしそれもほとんど式場側の作戦通りだったり。
値引きの交渉術7点
ここからはどうすればより値引きしてくれるのか、実際に私たちがやった方法をお伝えします。
先に結論を言うと、値引きのポイントは以下の7つです。
- 会場を気に入っているが高いと伝える
- 複数会場の見積を比較する
- 予算を少なめに伝える
- リアルな高めの見積もりを出してもらう
- 値引きされやすい項目を知る
- 閑散期や人気のないお日柄を狙う
- サイト予約の特典を利用
とりあえずこれさえ抑えておけば、ブライダルフェアに行ってもこわくないように作ったので安心して下さい。
順番にお伝えしていきますね。
1.会場を気に入っているが高いと伝える
まず前提として、会場を気に入っていることを伝えることが大切です。
その上で価格がネックで決められないことをしっかり言いましょう。
たとえば
「いままで行った会場で一番気に入ってるんですけど、費用が厳しいです」
「チャペルも披露宴会場もすごく好みです。でもちょっと高いかな」
と言った感じです。
真剣に考えてくれるカップルのほうがプランナーさんも親身に考えてくれ、結果的に値引きしてくれる金額も増えます。
相手の気分を害さないためにも、基本的に会場のことは褒めておいたほうが自分たちのためにもなりますよ。相手も嬉しいですしね。
2.複数会場の見積を比較する
値引きしたいのなら1箇所だけ見学するのはおすすめしません。
この記事を読んでくれている方は、絶対に複数会場見てください。
1ヶ所だけ見て、即決している人で後悔している人がかなり多いからです。
会場を複数見学することで、各会場の良さを客観的に見れるだけでなく、見積もりも客観的に見れるようになります。
正直会場をみればみるほど、目は肥えてきます。
そしてなにより他と比較して話をすると、プランナーさん・営業の方も頑張って値下げしてくれるケースが多かったです。
私たちは見積もりのコピーを持っていき、実際に見せていました。
これけっこうおすすめです。
実物の見積もりをみせるメリットは以下の通り。
- プランナーさんが上司に相談する材料となる
- 他の会場より高い見積もりを出しづらくなる
3.予算を少なめに伝える
ブライダルサロンに到着したら、まずヒアリングシートを必ず書くことになります。
このとき予算を書く欄があるので、-10%とか-20%とか少なめに書いておくといいです。
プランナーさんは紙に欠かれた予算をベースに見積もりを考えるので、非常に重要ですよ。
なぜ少なめに書くかと言うと、
- 値引きされやすくなるから
- 本番では当初の予算よりも上がってしまうため
9割の人はどうせ本番で何割かあがることになるので、最初の段階で少なめに書いておかないと後で困ってしまいます。
金額にして平均100万円ほど上がるそうです。
くわしくはこちらをご覧ください。
4.リアルな高めの見積もりを出してもらう
出してもらう見積もりの中に、最低ランクや最低ランクに満たないものしか入っていない状態がよくあるんです。
すると結局は本番で値上がりしてしまうので、値下げ交渉の意味が半減してしまいます。
それを避けるためにはちゃんと必要な分を不足なく、しっかりと入れてもらうようにしましょう。
特に装花、ブーケ、ドレス、料理などは顕著。かなり寂しい量や誰もやらないような最低グレードで計算されていることも式場によってはよくあります。
だから私たちは各項目で「実際に結婚式をやられている方の平均はいくらくらいですか?」と聞くようにしていました。
すると見積もりに入っているものより高い金額で言われるので、それに合わせて見積もりも上げてリアルなものにしてもらっていたんです。
そのおかげで値上がりは最小限ですみました。
え?それでも値上がりしたの?と思うかもしれません。
色々これだけやったのにも関わらず、実際に本番をやったら直してもらった見積もりよりさらに高くついた項目もありました。
だからみなさんには「高めの金額で盛り込んでください」と言ってしまったほうが安心かなと思いますw
特に花系は注意が必要です。
あとはそもそも見積もりに入ってすらいないものも存在します。
特に以下のあたりは注意が必要です。
- 着付け代
- ヘアメイク
- ヘアメイクリハーサル
- 介添料
- リングピロー
- 芳名帳
5.値引きされやすい項目を知る
結婚式で値引きしやすいものとそうでないものがあります。
式場が自社でやっていなくて外注するものは基本的に値引き不可です。
例えば
- ビデオ撮影
- ムービー
- カメラマン
- 司会者
- 装花
一方で結婚式場でコントロールできるものについては割と値引きしやすいです。
具体的には以下があります
- プランの料金(◯◯%オフ)
- 会場使用料(◯◯%オフ)
- 音響・機材の使用料(無料や半額)
- 持ち込み料(無料や半額)
- 料理(無料でグレードアップ、ケーキ無料、ウェルカムドリンク無料、デザートブッフェ無料など)
- 衣装(2着目半額や無料特典)
6.閑散期や人気のないお日柄を狙う
黙ってても予約が入る繁忙期の大安と、閑散期の仏滅や赤口などでは値引きのしやすさが違います。
とにかく日取りよりも金額優先ならば、閑散期や人気のないお日柄を選ぶと良いでしょう。
- 繁忙期:10〜12月、5月〜6月
- 閑散期:8月、1月〜2月
- 人気のお日柄:大安、友引
- 不人気のお日柄:仏滅、赤口
値引きが実際にされるのは、仏滅くらいで他はあまり影響しないと感じました。
仏滅で10%引きみたいな提示はありましたね。
おそらく大安かその他で、見積もりの出し方も多少変えているところもあるんでしょうけど、表には出してきませんでした。
くわしくは以下で書いています。
7.サイト予約の特典を利用
値引きとは直接関係ないところかもしれませんが、見学を予約するサイトによって特典が大きく異なります。
なるべくキャンペーンがお得なサイトを経由したほうがキャッシュバックや特典が大きくなるので注意しましょう。
くわしくはこちらをご覧ください。
値引きの交渉をするときの注意点
先ほど説明した交渉術を使う上で知っておいてほしいことをお伝えします。
契約前にしか値引きできない
他でも見た情報かもしれませんけど、値引きは契約後に99%できないと思ってください。
やるなら契約後が必須条件です。
契約後にあまりうるさくすると変な客扱いされるリスクもあります。
逆に契約前なら値引きは割と普通なので、気にしなくて大丈夫です。
参考までに大阪人はむしろ値引きしない人なんていないみたいw
もし契約後に安くしたい場合は、値引きではなく外注や自作で費用を抑えるのが鉄板です。
条件を合わせる
複数の会場で以上で見積をもらう場合は、条件を合わせたほうがいいです。
そうすると対等に金額だけの勝負になるので、プランナーも真剣に値下げしてくれますし、式場の言い逃れできなくなりますから。
例えば人数は80名、ムービー、ウェルカムドリンクはつけるみたいな感じです。
契約後にムービーをやめるとか、料理のグレードを下げるとかはできるので、見積もり段階では条件を揃えましょう。
各式場でバラバラだと値引きする方も大変ですし、したくなくなります。
「今日だけの割引です」に注意
半分くらいの会場では「本日限定の割引です!」みたいな感じで言ってくることがあります。
ついついこの言葉に乗って契約しちゃいそうになりますが、そこは冷静になりましょう。
後で同様の割引をたいていしてくれますから、即決は危険です。
後悔しないように、その場の感情で決めるのではなくちゃんと落ち着いて比較して決めてくださいね。
無理強いは避ける
値引きを持ちかけることは悪ではありません。
でも相手が無理だと言ったときに強要したりしつこくしたくするのはやめたほうがいいです。
あくまでお互いのコミュニケーションの上に成り立つものだと思います。
相手も人ですからねー。
すごい待たされる
値引き交渉をすると時間かかります。
私が参加した会場では100%そうなりました。
覚悟しましょうw
流れはこうです↓
- ①ヒアリング内容をベースに通常の見積もりを最初にもらって説明を受ける
- ②値段交渉する
- ③「確認してきます」と言ってバックヤードに戻る
③のあとさらに値下げ交渉が必要なこともよくあり、また裏に消えるのでもっと待たされるの繰り返しですw
でもこれで何万えんとか何10万円が変わったりするので、馬鹿にできないかなと思います。
普通この金額を儲けるのに何日もかかる人が普通でしょうから^^;
プリン何100個分にも匹敵しますよね。
まとめ:結婚式場の値引きはやり方を覚えれば簡単
もしまだ一度も見学に行ったことのない方へ。
とりあえず実際に見積もりもらってない段階で考えすぎても、頭がパンクするだけだと思います。
だから一度見積もりもらって契約せずに帰ってきて、この記事をまた読むことをおすすめします。
まとめるとこんな感じ。
- ①値引き交渉の金額は会場でピンきりだが平均は30万円くらい
- ②まずは値引きという行動に移すことが大切
- ③契約後の値引きはほぼ無理
こんな感じで花嫁・花婿さんのためだけを思った記事書いています。
節約や役立つ情報を他にも書いているので、ぜひ見て回ってくださいね。
素敵な結婚式になることを祈ってます!そーグッド!