本サイトは広告が含まれます

結婚式で台風の被害に遭いづらい月とキャンセル料をブログでまとめた

結婚式で台風の被害に遭いづらい月とキャンセル料をブログでまとめた

「結婚式で台風の被害を受けたくないから少ない月が知りたい

「台風が来たときの結婚式のキャンセル料はどれくらいかかる?」

「キャンセルはしたほうがいい?

「延期は出来る?

という方向けです。

嫁ちゃん

台風と結婚式が被ったらつらすぎるね
実際にそれで大変な思いをした人も多いよ

けいすけ

昨年結婚式を挙げ、結婚式本を10冊以上読んだ私たちが書きました。

このブログ記事を読めば、台風が多い月や台風による結婚式のキャンセル料についてわかります。

結婚式で台風の被害に遭いづらい月をブログで解説

結婚式で台風の被害に遭いづらい月をブログで解説

まず一言言わせてください。

「台風さん、いいかげんにせい!!!」

私は東京に住んでいるので、台風は見事に直撃しました。

過去体験したどの台風よりも強かった。知り合いも大変だったようです。

そんな台風の影響を少しでも避けるべく、いつ台風が多くて・いつが少ないかを気象庁のデータを調査しました。

台風が9月が一番多い

発生ベースではなく、台風の中心が北海道、本州、四国、九州へ上陸したものだけをカウントとしています。

結論から言うと、9月→8月→7月→10月の順で多いです。

これからより詳しくお伝えしていきます。

■過去10年間の台風上陸数(合計)

7〜10月がほどんどで、6月はわずかといった感じです。

 

■過去20年間の台風上陸数(合計)

10年のときと傾向は変わらず、5月6月が少しだけという感じですね。

 

■過去10年間の台風上陸数(1年あたり)

先ほどまでは累計数を出していましたが、こちらでは1年あたりの平均回数を出しました。

※いずれも気象庁のデータを元に当ブログ独自でグラフ作成

こうみると1年あたりでは、台風が多い月でも1回程度しか上陸していないことがわかります。

意外に少ないな!

ちなみにグラフでは載せていませんが、1年あたりの上陸合計数は3回となっています。

結婚式当日に台風が上陸する確率

1台風あたりの影響を受けるのはせいぜい2日程度ほどと仮定すると、結婚式の日に台風が上陸する確率は極めて低いことがわかります。

たとえば一番多い9月で計算しますね。

計算条件
  • 9月に平均1.2回来る
  • 30日間のうち2日間影響を受ける
→1.2回÷15(30日のうち2日間)とすると、結果は8%。

つまり一番台風が来やすい9月だと、8%の確率でその日に台風が日本に上陸していることになります。

同じ計算ロジックで結婚式当日に台風が上陸する確率を以下にまとめました。

結婚式当日の台風上陸率
6月0.6%
7月4%
8月6.6%
9月8%
10月2.6%

こうみると、台風の影響をじかに受ける可能性はあまり高くないと思えてきます。

今回は日本のいずれかに上陸の確率を出していますから、対象の会場に影響がある確率はもっと低いかと。

どうしても結婚式で台風が来てほしくないなら、11月〜5月の間が良いです。

今後の日本の天候が劇的に変わる可能性は否定できませんけど、過去のデータから考えるとこの時期に台風が来る可能性はほぼ0ですから。

参考までに結婚式で一番人気の月は9月〜11月の間ですから、11月以外はちょうど台風シーズンに被っていることになりますね。

11月はますます人気になりそう!

台風で結婚式のキャンセル料をブログで語る

台風で結婚式のキャンセル料をブログでお伝え

普通、台風のときにキャンセル料が無料になるとは規定のどこにも書いていないので、結婚式場は請求することは可能でしょう。

実際に2019年10月12日に結婚式を計画していた人の中には、主に以下のパターンがありました。

  • 決行
  • 無料でキャンセル
  • 有料キャンセル
決行しない場合は、キャンセル料がかかる会場とそうでない会場があります。

お金がかかる場合は8割または全額となるケースが多いようです(式場で違います)

このあたりはしっかりと担当者と確認に確認をしておきましょう。

なお具体的な金額については、結婚式の平均相場が358万円ということを考えると、286万円〜358万円の負担ですね。

新郎新婦が何百万円を負担するのはかなり厳しいと思います。絶望ですよね。

ご祝儀もないでしょうし。

自分が同じ立場だったら耐えられないな。。

かといってもし仮に結婚式場側がそれを負担したら、今度は結婚式場側に莫大なコストがかかります。

業者からしても「台風のせいで自分たちが赤字を被るのはおかしい!」と考えるのも自然だと思います。

しかし結婚式場の立場で長期的な視点に立って考えると、あえて無料にしてしまうのも手だと私は思っています。

短期的に赤字にはなりますが、長期で見たら会場にはメリットがあるからです。

キャンセル料を徴収した式場と、無料にしたところで今後どのような差が出るか比較予想してみます。

キャンセル料を徴収したら

→新郎新婦が打ちひしがれる

→悪い評判が拡散される

→式場の評判が落ちる

→今後の申込者が減る

キャンセル料を無料にしたら

→新郎新婦が幸せになる

→良い評判が拡散される

→式場の評判が上がる

→申込者数が増える

今の時代、評判というのはお金以上に価値があったりしますから見逃せません。

なにより新郎新婦のためにも少しでも寄り添ってほしいなと思います。

例えばキャンセル料を無料にするのは無理にしても、せめて減額くらいはしてあげていいんじゃないでしょうか。

実際にコストとしてかかった金額は、キャンセル料100%の分よりももっと少ないはずですから。

このあたりに関して、正直ネット上にはいろいろな意見があります。

なかなか厳しい意見もありますね。

新郎新婦のお二人も被害者ですが、実は結婚式場も同じ被害者ではあるなと感じさせられる声も。

なんか、どちら側に立って考えるかで結論は変わってくるなー

台風による結婚式の延期は可能か

台風による結婚式の延期は可能か

キャンセル料とあわせて気になる点が、延期ではないでしょうか。

そもそも延期が出来る場合とそうでない場合があります。

延期に関する問題がいくつもあるからです。

  • 会場が延期対応をしてくれるか
  • 変わりの日時があいているか
  • 本人たちの休みが取れるか
  • ゲストの予定が合うか
  • ゲストの交通費・宿泊費の負担
  • ホテルなどが取れるかなど
  • 引き出物などの再用意(期限の関係で)

うん、、多すぎ。。

元々の支払金額と同じ額で別の日に延期できるかは、式場によって異なります。

結婚式を開催する場所や招待人数、ゲストの状況によっても変わりますよ。

ゲストは台風で欠席を選ぶべきか

2019年の10月12日荷関東へ直撃した台風クラスだと仮定して考えますね。

関東甲信越や東海で結婚式をやる場合、欠席したほうが個人的には良いと思います。

命にまさるものはない!!

判断基準としては電車が計画運休するくらいのレベルなら行くべきでないと思っています。

あの渋谷のスクランブル交差点ですら人がほぼ皆無だった状況で、外出するのは危険です。

新郎新婦としても、自分の結婚式に参加しようとしたせいでゲストが大怪我したり、人が死ぬのは嫌じゃないですか?

一方でそれほど被害が大きくない地域や台風であれば、私なら参加はします。

本当に中の良い友人の結婚式だったら前泊してでもいくはずです。

ちなみに欠席が出るとやっぱりへこむとは思います。でも新郎新婦はゲストが来れないからと行って嘆くのは違うかなと思います。

だってもし自分がゲストだったらどうですか?命の危険があるのに結婚式行きますか?

台風で中止にすべきか強制決行すべきか

ここも人によって答えが分かれるところです。ほんと難しい。

もし仮に先ほどと同じ2019年の10月12日に関東へ直撃した台風クラスで、直撃するような場所で開催するようなら延期も考えたほうがいいでしょう。

延期するせいで何百万円のお金がパーになる人もいるかと思います。代わりの休みも取れないかもしれません。

悲しさやイライラが止まらないことでしょう。

しかし二人だけorホテルに止まった家族だけで挙式をするのなら自己責任ですが、ゲストを巻き込むのはどうかなと思います。

結婚式は300万円かかる一方で、人が死んだら300万円どころの騒ぎではありません。

間接的にあなたが参加者側を死なせてしまうことになるかもしれません。

わたしは結婚式は自分たちでやるためという理由もありますが、それよりもゲストに感謝を伝える場だと思っているので、私だったら強制決行はしません!

あの年中無休のディズニーランドでさえ休園したくらいですからね。東日本大震災依頼ずっと営業していたレベルなので。

「それでもどうしても結婚式をやりたい!」という場合は、ゲストに判断を委ねるのがいいんじゃないでしょうか。

例えばこんな風に伝えておくのはいかがですか。

「当日は無理をなさらないようにしてください」

「天候や交通機関の状況でご判断ください」

こちらに関しても様々な意見がありました。

こちらもなかなか手厳しい。

西日本豪雨や東日本大震災のとき結婚式はどうなった

2018年7月6日(金)〜から大阪を中心に起きた西日本豪雨でも同じような事態になったみたいですね。

今回の10月12日の台風は土曜だったので、ピークのタイミングは違いましたが、同様に自粛した人はいたようです。

今回も被害地域とは離れた東京都区内で「結婚式を自粛し延期します」という新郎新婦さんもいました。

「被害に遭われたご親族やご列席者さん、がいらしたのですか?」と伺うと、

「こんな豪雨豪雨言っているタイミングで結婚式なんてやります? あり得ないです」

と言われていました。

引用:ウエディングカメラマンの裏話

また2011年3月11日(金)に東北の地震が起き、その直後に結婚式を予定していた人は結婚式を中止した人が多かったみたいです。

さすがに避難者も多いし、まだ行方不明所も多い状況で結婚式なんて言っていられなかったんでしょう。

日本は台風、地震、噴火など本当に災害国家ですね。

あのときの地震と今回の台風を一緒にするなと怒られそうですが。

台風時の保険の考え方

結婚式で不慮の事故や天災が起こった場合に、保険を用意している結婚式場もあります。

だいたい3万円くらいが相場です。

今回の台風を機に、保険に入ることを検討するカップルや勧めてくるプランナーが増えることでしょう。

心配な人は入るのも1つの手ではありますけど、規約を十分確認しておきましょう。

いざことが起きたら、対象外だったみたいなことは保険では割とよくあるので。

もしまだ結婚式の日取りが決まっていなくて、台風が心配という方は台風の来ない月にやるというの手ではあります。

ちなみにわたしはウェディングプランナーさんから保険の説明を受けてませんし、入りもしませんでした。

まとめ:結婚式の台風に関する考え方をブログで解説

今回は台風が多い月とキャンセル料をお伝えしました

けいすけ

嫁ちゃん

自分だったらカップルの立場でも式場の立場でも辛いなー

まとめるとこんな感じ。

  • ①台風は9月→8月→7月→10月の順で多い
  • ②11月〜5月はほぼ0
  • ③キャンセル料は無料になる場合とならない場合がある

今回のブログを読んで共感してくれた方がいる一方で激しく反感を持った方もいると思います。

でも結婚式にかかわる新郎新婦・ゲスト・結婚式場のみなさんのために私なりの意見を述べさせていただきました。

もし「うちの会場はキャンセル量を無料にしたよ!」とか「無料にしてもらったよ!」と言った声があれば教えて下さい。情報を掲載させていただきます。

ただし特定の会場や人を叩くことはしたくないなので「有料にされたよ!」という声は載せることができません。

この場をお借りして被災地の方へお悔やみと、少しでも早い復興をお祈りいたします。