「結婚費用をクレジットカードで支払うべき?」
「クレジットカードで支払おうと思っているけど、増額や審査が不安」
という方向けです。
そもそも結婚式場の支払いは前払いが一般的です。しかしそれだと御祝儀をもらう前に払う必要があり、最悪お金が足りないなんてことも。
一方でクレジットカードで支払えば、後払いになるため御祝儀をもらったあとで引き落としとなります。合わせて支払う金額がものすごく大きいため、このときに注意が必要な点がいくつかあります。
- クレジットカードの利用限度額が足りない場合がある→増額しても足りない、審査に引っかかる
- 手元にあるカードで何となく支払う→ポイント還元率が少ないクレジットカードで支払うと大損する
西野けいすけ
結婚式場の支払いでクレジットカードの利用限度額が足りない場合の対応策
西野けいすけ
少し私の体験談を少しお話しします。
私も「クレジットカードで支払おうと考えていて、一時的な増額をすればいいや」と思ってのんきに構えていました。
結婚式が近づいてきた頃、カード会社に電話して一時的な増額を依頼しましたが、対応してくれるカード会社はありませんでした。その代わり普通の増額ならできると言われたんですよね。ただ普通の増額だと、大幅なアップは見込めません。
一通り増額依頼をかけたところ、審査のため日数をいただきますとのこと。早いクレジットカード会社は数日、かかるところは1週間以上もかかりました。。
私の増額されたクレカ金額を公開
- 銀行系カード・・・上限20万円→30万円
- 楽天カード・・・上限50万円→100万円
- その他カード・・・上限50万円→100万円
銀行系カードはなかなか手厳しかったですね。
一時的に300万円以上に上げてくれるものだと思っていたのですが、してくれませんでした。ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
「これじゃあ300万円とか払えないじゃん!」と顔面真っ青。。70万円分が足りません。
結局私が取った手段は、複数枚のクレジットカードで決済するという手です。私も知らなかったのですが、1枚で足りない場合は複数枚で決済が可能なんですね。
例えば結婚式場の費用が300万円だった場合、
- カードAの上限・・30万円
- カードBの上限・・100万円
- カードCの上限・・100万円
- カードDの上限・・70万円←新規で作成
の合計4枚で支払いが可能です。
私は4枚目のカードを作り、そのおかげでなんとか支払うことができました。
クレジットカードの増額審査に応じてくれるのは、ある程度継続利用していた場合
もう一つ注意事項があります。私の場合、そもそも増額自体受け付けできないクレジットカード会社がありました。
カード会社:「契約して6ヶ月立たないと、増額の相談が受付出来ない決まりなんです」。そう言われてしまいました。審査自体してくれませんでした。。ツラメンタル。。
もちろん会社によって決まりは違いますが、皆さんも知っておいたほうがいい情報だと思います。
クレジットカードを複数作成する場合の注意点
銀行系のクレジッドカードは利用額の増額が難しい
先ほども書きましたが、銀行系のクレジットカードは厳しめなのでそれ以外のカードもあったほうがいいです。
クレジットカード新規作成時に入力する限度額に注意
カード会社によっては、新たに作成するときに限度額を入力する画面が出てきます。このときとにかく一番大きな金額を選択or入力しましょう。
希望した金額を下回ることもあるので、余裕を持った金額にしてくださいね。大は小を兼ねます。
クレジットカード発行や審査は時間がかかるため、早めに作成が安心
カードを申し込んでから発行まで平均2週間以上の審査期間があるのが普通です。そのため早めに申し込んでおいたほうが安心ですね。
クレジットカードの種類や、審査をされる人の状況によってはもっとかかる場合もありますから、早めに動いた方が安心です。
クレジットカードを複数作るデメリット
西野けいすけ
- 枚数が増えて管理がしづらくなる
- 暗証番号の管理や利用明細のチェックが面倒になる
- 郵便物が増える
とはいえ、年会費無料のカードを選択すれば細かいチェックもいりません。まだカード会社に希望を出せば、郵便物はストップすることができます。
新郎新婦二人のパワーをフル活用しよう
結婚式の支払いは金額が大きいため、最大限にカード利用額を上げて複数枚を使っても結婚式費用に届かないことがあります。
その場合は夫婦二人の力を合わせましょう。本人がその場にいれば、旦那+奥さんのカードを合計して支払うことが可能です。夫の利用額で足りない場合は、妻が残りを補ってくださいね。
ポイントが多くつくクレジットカードを使用しないと損をする
もうひとつ注意事項があります!何のカードでもいいからと、いいかげんに払ってしまうとかなり損しますよ。どれくらい損するか。
ここからは、クレジットカードのポイント還元額によってどれだけ結果が違うか見ていきます。
前提として、挙式、披露宴・披露パーティ総額の全国平均は357万円*です。
※「ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ」
金額が大きい分、クレジットカードのポイント還元額によって損得が大きく変わります。357万円を還元率0.5%と1%のカードで支払った時のポイント還元額を計算すると、以下のようになります。
- 還元率0.5%の場合・・・17,850円分の還元
- 還元率1%の場合・・・35,700円分の還元
還元率が0.5%違うだけで17,850円も戻ってくる額が違います。どうせ払うものは同じなのだから、還元率が高いクレジットカードを使ったほうがお得ですね。
使うクレカを変えただけで、1万7千円ももらえるのですから。
還元ポイントが大きいクレジットカード
「ポイント還元が多いクレジットカードって年会費とかも高いんじゃないの?」と思われるかもしれません。
しかし、実はポイント還元が高いカードは「年会費無料」のところが多いんです。今回はポイント還元が高い&年会費無料のカードに絞って、かなりオススメのものをおすすめしますね。
安心してください。評判が高く専門家のおすすめクレカとして何度も取り上げられており、損しない&限度額が高いカードだけを紹介します。
※リボ専用カードなど設定をしないといけなかったり、使い勝手の悪いクレジットカードは損することが多いため除いています。
楽天カード
ど定番ですが、間違いないです。毎年のように会員数が伸びています。なぜならお得だからです。
デメリットとして、ステータスはほとんどなくダサいというイメージがのあるクレジットカードです。
しかしコスパという意味では手元にあって絶対に損はしないカードです。あと何気にみんな持ってますからダサいとか気にしてもしょうがないです。
リクルートカード
こちらもステータスはありませんが、還元率1%のお得カードです。
ポイントはポンタが使えるローソンや人気チェーン店で使えます。またじゃらんやホットペッパービューティーといったリクルート系のサービス全般にも使えます。その他にもたくさんのお店やサイトで使えます。
デメリットととして、これらのサービスを使わない人にとっては微妙かもしれません。
Yahoo! JAPANカード
高還元率を誇ることで人気なクレジットカードです。100円ごとにTポイントが1ポイント貯まります。
もともとTポイントが貯まるお店では、通常のTポイント+クレジットカードのポイントが貯まり二重取りが可能です。
還元率:1%(Yahoo!ショッピング、LOHACOモールでポイント3倍)
年会費:永年無料
今なら入会+利用で10,000円分のポイントがもらえる特典あり
※10,000円分はYahooショッピング、LOHACOなどでしか使えないポイントのため注意
オリコザポイント
金融雑誌のZAIなどでもオススメカードNO.1として取り上げられるなど、お得なオススメカードです。見た目も黒でかっこいいです。
ライフカード
誕生日と結婚式がかぶる人はこちらもおすすめです。初年度はポイント1.5倍。誕生月はポイントが3倍になるからです。
初年度の誕生日月に使った場合も上限は3倍ですので、ご注意ください。
書類で申し込む方法がありますが、インターネットで入力・申請する方が到着までの日数は一般的に短くなります。
まとめ
結婚式の支払いにステータスはいりません。無料のお得なカードで支払うことで損せず、ポイント還元をがっつりもらっちゃいましょう。
まとめると
- クレジットカードなら御祝儀をもらった後に後払いができる
- 限度額の上限アップが希望に到達しないことがあるため、多めに作る必要あり
- 増額しても足りなそうな場合は新しくカードを作成しよう
- 複数カードのデメリットは管理が面倒になるところ
- 複数カードのメリットは合算して支払いができる、新規登録でポイントがもらえる
カードをちゃんと準備しておけば安心して結婚式当日が迎えられますよ。ポイントも入ってガッチリです!笑
西野けいすけのツイッター(@keisuke_nishino)で結婚に役立つ情報をつぶやいています。