結婚式で新郎と新郎父にとって、一番プレッシャーがかかるものの1つが謝辞だと思います。
私は人前で話すのが苦手なので、ずーっと憂鬱でした。結婚式やりたくないと思った理由の1つです。
でも避けるわけにはいきません。謝辞をうまく言うために、自分なりに意識したことを公開します。
コレを読めばうまくしゃべれない人でも、かなり改善されるはずです
ちなみに以前書いた以下の記事と共通しているところがあるので、以下も参考にしてください。
目次
結婚式の締めの挨拶「謝辞」で新郎の私がはじめに意識したこと
新郎として、かなり多くの事を考えていました。1つずつ説明します。
謝辞の重要性を意識する
謝辞は結婚式の締めの挨拶ですから、ものすごく重要なシーンです。
新郎にとってだけではありません。両家の顔としての感謝を述べるわけですから責任重大です。
やらかしたら自分だけのミスで済みません。
失敗したら奥さんはもちろん、両家の両親の顔を潰すことになりかねません。
「だからかなり準備をしっかりしないといけない」そんな意識を持っていました。
早めに練習する
それだけ結婚式の締めの挨拶として重要なイベントですから、早々に準備を始めておこうと考えました。
なにより謝辞は文量が多いですから。
私は結婚式の2ヶ月前には着手していた記憶があります。
「忙しいからそんな時間ないわ!」という方へ。
僕は出勤・退勤の電車での移動時間やお昼休憩中に少しずつ原稿を作っていました。
スマホのメモに原稿をピコピコ。
スキマ時間があれば案外行けるものですので、少しずつ進めていきましょう。
頭の中で繰り返し喋る
原稿ができあがったら、見ずに頭の中で謝辞が言えるか試してみました。
残念なことに最初は1文目しか言えません。繰り返すうちに2文目、3文目と続けて言えるようになってきました。
そんな暇ない?いえ、さっきと同じです。
移動時間やお昼時間、お風呂の時間にやるだけでも十分かも。
手ぶらでできますから。なんならエレベーターや電車待ってるときでも行けます。
さすがに車運転してるときはこわいから止めてねw
本番を想定して喋る
ある程度文章が頭に思い浮かぶようになってきたら、実際に口に出して喋ってみましょう。
私はそのとき本番を意識して声に出してみました。
例えば以下の情景を頭に思い浮かべるんです
- マイクを手にとった自分
- タキシードを着ている
- 披露宴会場にいる
- 偉い人、友達、家族など多くの人があなたを見ている
- ライトがあなたに当たっている
でもむしろそのほうが練習になりますよ。
新郎が結婚式の謝辞を当日うまくこなすために
結婚式に限らずの話ですが、結婚式の謝辞では以下をかなり意識しました。
- 1.ゆっくり喋る
- 2.腹式呼吸
- 3.姿勢
1.ゆっくり喋る
緊張しているとつい早口になってしまいます。
でもゆっくり喋ると落ち着いて聞こえますし、噛みづらくなります。
普段の話し言葉より1テンポ落ち着いて話しましょう。
2.腹式呼吸
声を張ってしっかりと息を吐きましょう。
私は普段大声を出すのは苦手ですが、意識したことは以下のとおりです。
- とにかく息をたくさん吸う
- 会場の一番うしろの人に話しかけるイメージ
吸えば勝手に声が乗ってくるのでこれだけでだいぶ変わりますよ。
もう一つは遠くの人めがけて喋ることです。そうすれば必然的に会場の全員までしっかり声が通るようになります。
3.姿勢
まっすぐ背筋を伸ばし、胸を張って喋ることを意識しました。
姿勢がしっかりしているだけでちゃんとしているように見えます。
先ほどお伝えした一番うしろの人めがけて話しかければ、姿勢も自然とよくなりますので一石二鳥です。
これら1〜3は練習の時から意識しておくと、当日に何も意識しなくても自然にできちゃいます。
【客観的な謝辞への意見】新郎の締めの挨拶
私の実体験だとだと心もとないと思う方がいるかもしれないので、結婚式準備の専門書ではどういったことが書かれているか、参考までに載せていきます。
事前準備系
謝辞の原稿をまとめたら、必ず声に出して練習をします。新婦や家族の前で読み、聞いてもらうのもいい方法。
出典:ふたりの結婚準備ブック
直前はほかの準備で忙しくなるので、早めに取りかかる。気持ちが伝わるように、声に出して練習しておくこと。
出典:結婚準備の便利帖
当日系
背筋を伸ばし、できるだけ前を向いて述べるようにします。
出典:結婚準備&マナー
姿勢を正してハキハキとした発音を心がけることが大事です。いつもより口を大きく開け、ゆっくりとした話し方にすると聞き取りやすくなります。
出典:結婚準備オールガイド
堂々とした態度で、ゆっくり、はっきりと聞き取りやすく。
「えー」などの余分な言葉はなるべく入れない
出典:ふたりの結婚準備ブック
偶然なのか、私が意識していたこととほとんど同じことが書いてありますね。。
まとめ:結婚式の締めの挨拶「謝辞」で新郎の私が意識したこと
新郎の皆さんへ。締めの挨拶に関しては、ここで書いたことを意識して練習をすればみなさんも大丈夫です。
なんせ喋るのが苦手な私でも問題なかったんですから。
内容をまとめると以下のとおりです。
■練習の段階で意識すること
- 謝辞の重要性を意識する
- 早めに練習を開始する
- 頭の中で繰り返し喋って特訓
- 本番をシミュレーションして練習
- ゆっくり喋る
- 腹式呼吸
- 姿勢よく胸を張って
準備は色々大変だと思いますが、頑張りましょう!
そーグッド!