「結婚式のムービーについてそろそろ考えようと思うけど、種類はなにがあるの?」という方向けです。
本記事では実体験をふまえ、以下3つを書いていきます。
- 結婚式で新郎新婦側が流すムービーの種類
- ゲスト側が流すムービーの種類
- ムービー製作でやってはいけないこと(注意点)
実際の動画サンプルを交えて、イメージがつきやすいように説明してきます。
目次
新郎新婦が提供するムービー
オープニングムービー(5分)
動画元:結婚式のプロフィールムービー制作はプロフィールビデオのPAM
動画元:ココナラ SoleilWebStudioさん
オープニングムービーは、新郎新婦入場の直前に流す動画です。最近はオープニングムービーを使う人が増えてきました。
これを使うことで結婚式への期待感や、高揚感を与えられます。「これから結婚式が始まるぞ!」という時に流すので、テンションが高めのリズミカルな動画が好まれますよー。
動画の最後に「5→4→3→2→1」とカウントダウンをして、となった瞬間に新郎新婦が入場するという流れが多いです。注意点としては以下になります。
- シリアスだったり、かっこつけた内容にすると場が盛り上がらない
- プロフィールムービーと内容が似てしまうことが多いので、うまく違いを出した方が良い
【オープニングムービー参考】
所要時間目安:5分
費用相場:5万円〜10万円
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プロフィールムービー(5ー10分)
動画元:【結婚式 プロフィールムービー】colors Blue・Pink・Green from wedding movie chouchou on Vimeo.
プロフィールムービーは、中座といっていわゆる新郎新婦がお色直ししているときに流します。
もっとも定番な動画でして、作成は必須かなと思います。10回以上結婚式に参加しましたが、みんな作成していました。
内容は写真を使って、新郎新婦の生い立ちを紹介するのが一般的です。盛り上げるためのポイントは以下があります。
- 幼少時代のものを多く取り入れる→「可愛い!」とかで盛り上がる
- ゲストとの間で思い出深い写真を選ぶ→「懐かしい〜!」で盛り上がる
- 出席者の写真をなるべく網羅する→ゲストからしたら自分が入っていないとさみしい。
- 家族写真は両親や兄弟も入れる→家族に喜んでもらえる、家族が似ていたりするとゲストも盛り上がる笑
【プロフィールムービー参考】
所要時間目安:5分〜10分
費用相場:5万円〜15万円
エンドロール(エンディング)ムービー(5分)
動画元:【結婚式エンドロール】ヴィネット from wedding movie chouchou on Vimeo.
エンドロールムービーは、披露宴の最後に流します。新郎新婦と両親が、披露宴会場を退出する直後に流すムービーです。
最近は撮って出しが定番になっています。撮って出しとは、ライブエンドロールとも呼ばれます。当日の結婚式の様子を動画で撮り、当日のエンドロールで流すというものです。ゲストも多く映るため人気があります。
ただものすごい高いです。15ー25万円くらいが定番ですね。でもこれやる人多いんですよね〜。半分以上の方はやります。私は無理でしたw。高すぎノーグッッド!w
予算がない場合は、映画のエンドロールのように写真とお礼のメッセージを流すのでも十分だと思います。最近撮って出しが当たり前すぎて、みんなそんなに驚きはしないですからね〜。
エンドロールムービーの注意点は
- しっとりとした動画にする。
- お礼をメッセージでしっかり伝える
ということです。
参考までに「ココナラ
【エンドロールムービー参考】
所要時間目安:5分
費用相場:5万円〜20万円
レタームービー
動画元:【結婚式レタームービー】ケルツェ from wedding movie chouchou on Vimeo.
レタームービーとは「新婦が感動のメッセージを読むのが恥ずかしい!」というとき、動画で伝えるというものです。両親に感謝の気持ちを画像と文章で送ります。
昔の家族の写真を使うことが多く、楽しかったこと・辛かったことなどをいろいろ思い出して感動が深まります。
まだ作る人があまり多くないため、他の人と被らずオリジナリティを出せるでしょう。新婦の手紙朗読は、ど定番すぎて何度も結婚式に行った人からしたら新鮮味がなくなっているのが現状ですので。。
控え室で流すムービー
すごい凝った結婚式をした友人は、結婚式が始まる前の控え室でムービーを流していました。「こんなところで流すのか!」という意外性でとても盛り上がります。ウケも狙った動画だったので、会場が笑いに包まれました。
もし控え室などで流したい場合は、感動的なものやかっこつけるものより、楽しい感じの動画にすることをお勧めします。そうすればみんなが笑顔になり、明るい雰囲気で挙式や披露宴に向かうことができます。
新郎新婦は結婚式当日の動画の様子を見れない
ちなみに新郎新婦が作成した動画は、結婚式当日に見ることはできません。
どんな風に映ったのか、、ちゃんと再生されてるのか、、みんながどんなリアクションをしていたのかすごく気になるものです。
もし可能であれば友人や家族などに、動画を撮ってもらうようにお願いするといいかもしれません。私は当日になって気づいたので、手遅れでしたが。(と思ったら友人が撮ってくれていました。さすが我が友)
どの種類のムービーに重点を置くべきか
重要度としては
- プロフィールムービー
- エンドロールムービー
- オープニングムービー
の順番です。特にプロフィールやエンドロールはやる人がほとんどです。この2つがないと、ゲストは物足りなさを感じるでしょう。
以下がゼクシィが取ったアンケートです。
映像を使った余興や演出を行った人に対して、実施場面を尋ねたところ(複数回答可)、
- 「中座・お色直しの間」が74%
- 「エンディング(披露宴の最後/お開き)」が73%
- 「オープニング」が47%
※出典:ゼクシィ結婚調査トレンド
となっています。
なお「中座の間に流す」のはプロフィールムービーのことを指しています。ほとんどの人がプロフィールムービーとエンディングムービーをやっていることになりますね。オープニングムービーをやっているカップルは、半々です。
ゲストが提供するムービー
余興としてのメッセージムービー
ゲストが入れ替わり、色々な人がお祝いのメッセージを伝えるものが多いです。
あとはパロディ系の盛り上げ系も人気です。
新郎新婦が提供するムービーの注意点
- 二人の写真ばかり並べてラブラブ感を出しすぎない→痛い夫婦に見られる。
- 時間は長すぎず→ゲストが疲れる
- 動画の数は多すぎず→ゲストが飽きてくる。新郎新婦が動画を作るのが大変
- 勝手にアーティストの曲を使わない→著作権で罰せられます
長すぎるとゲストが疲れてしまうため短めがオススメです。ゲストからしたら、新郎新婦が思っている以上に長く&退屈に感じてしまうものだったりします。
ちなみに著作権について詳細は以下に書きましたので、あわせてどうぞ。
まとめ
披露宴の中で上手に動画を取り入れていくことが大切です。
動画の長さや会場との一体感など、ゲスト目線でムービーを作ると盛り上がります。
そうすれば、グッッドです!
以下に結婚式ムービーで知っておくべき全ての情報をまとめました。
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