「12とか1月に結婚式をやるのは非常識なの?」
「迷惑と思われるかな…」
という方向けです。
嫁ちゃん
けいすけ
昨年結婚式を挙げ、結婚式本を10冊以上読んだ私たちが書きました。
実際に非常識かどうかやアンケート結果、注意点などをお伝えしていきます。
目次
12月と1月など冬の結婚式は非常識?迷惑?
友人がたまたま12月と1月に、それぞれ1組ずつ結婚式を挙げることになったので出席することになりました。ちなみに関東です。
結論からいま考えると、非常識だったり迷惑だとは思いません。
正直やる前は「12月って珍しいな」「1月はさすがに寒そうだな」と少し思ったのは正直なところです。
「安いから12月にしたのかもな」ともちょっとだけ思っちゃいました(これはわたしが結婚式に詳しいという理由だけかも)
でもですね。実際に参加してみた感想をいうと、意外と寒さは平気だったんですよね。
その勢いでこんなツイートもしました。
夏と冬どちらの結婚式も参加したことあるけど冬のほうが快適だったなー!
外出るときはコートきて良かったからそんなに辛くはない
夏は会場についた時点で汗がまるで牛丼の汁だく状態だったから困った😅
— 西野けいすけ💑日本一の愛妻家(ブログ335記事目) (@keisuke_nishino) August 19, 2019
なんで平気だったのかちょっと分析してみます。
外に出るのは一瞬
結婚式ってほとんどの間、室内にいます。
建物の中は当然温かいので、12月で外が寒かろうが関係ありません。
それ以外の結婚式場に向かうときは上着を来ていますし、そこまで寒くありません。
普通に出かけるときと同じ条件ですし。
コート着用OKだった
参加中に一度だけ外に出るタイミングがありました。
挙式が終わった後のフラワーシャワーのときです。
「冬なのにやるのかよ」と一瞬思いましたけど「まあすぐ終わるしいいか」と思いました。
で実際に外に出てみるとそこまで寒くない。1月にやったときもです。
あとコートを着ている人もけっこういましたね。
どうやら会場のスタッフさんが挙式に参加するときに、コートを持っていくことを推奨していたようです。
上着を着ている分、みんなあまり寒そうではありませんでした。
(あっわたしはヒートテックの極暖ってやつを着てましたね。そういえば。ステマじゃないからね)
寒いエリアではなかったから
関東で結婚式をやったので、寒いといってもそこまでだったりします。
もちろん人にもよりますけど、女性も含めて生まれたての子鹿のようにブルブル震えているという人はみませんでした(例えが悪い)
わたしが参加したのは12月初旬と1月中旬。
データによると1月は一番寒いみたいですね。。
出典:https://weather.time-j.net/climate/chart/tokyo
いま思えばもしかしたらお昼にやったというのも、寒さを感じなかった理由かもしれません。
■実際にアンケートを取ってみた
みんなはどう思うのか知りたかったので、インスタ(@keisuke_nishino1)でアンケートも取ってみました。
ご覧の通り
- 迷惑が12%
- 気にしないが88%
ほとんどの人が迷惑だと思わないようです。
一応以下が母数。
97名の方に回答頂きました。
フォロワーのみなさんいつもありがとうございます!
実際に冬に結婚式をやった人の割合
冬に結婚式をやる人は少ないです。
ワースト1位が1月、ワースト3位が12月
全体感としてはこんな感じです。
順位 | 月 | 実施率 |
---|---|---|
1位 | 11月 | 14.5% |
2位 | 10月 | 12.4% |
3位 | 9月 | 9.2% |
4位 | 3、5月 | 8.8% |
6位 | 2、6月 | 7.8% |
8位 | 4月 | 7.5% |
9位 | 7月 | 7.3% |
10位 | 12月 | 7% |
11位 | 8月 | 4.7% |
12位 | 1月 | 3.2% |
※出典:ゼクシイトレンド2018
かの有名な「アンパンマン」でしょくぱんまんが意外にも12位という結果らしいですが、一方で冬の結婚式の不人気ぶりは予想通りでしょうか。
人気月に関して、くわしくはこちらをご覧ください。
ちなみにネット上で非常識と思っている人がいるかどうか調べてみましたが、見当たりませんでした。
LC垢見てると自分磨きのモチベーション上がる!
今ダイエットしてるんだけど、
これオススメっていうのあったら
ぜひ教えて欲しい( ´・ω ก` )
今やっていることは、
ウォーキング、YouTubeの寝ながら足パカダイエット、緑茶コーヒー。
12月にいとこの結婚式あるし、それまでには🙄— Nao@LC垢 (@NaoLC726) August 29, 2019
・
恋人になって7年記念日の昨日。
・
ようやく夫婦になりました💍*。
・
結婚式も12月に決まったから、それを楽しみに頑張る!
・
これからも相坂をお願いします!
・
#8月28日#入籍#相坂家 https://t.co/Gt5fix6Tw3— あいさか。。 (@daichi2142) August 29, 2019
同期みんな結婚しちゃう、、、、😳💓1月にも同期♂結婚式するって、、、
— ちか@11/4BUMP (@b2_fm) August 25, 2019
来年1月、2週連続結婚式確定してしまった🥺
めでたい事やし貯金しとこ。。— かわちゃん🇯🇵FD2OMT (@aaa_akhr0000) August 24, 2019
非常識、迷惑と言っている人はなく、歓迎している感じの意見だけしかありませんでしたね。
12月・1月に結婚式を上げるときに注意してほしいこと
非常識だと思われないように、気をつけてほしいことをまとめました。
降雪地帯は避けたほうがいい
わたしは関東の結婚式で参加したから良かったものの、もっと寒い地域で結婚式をやるなら、避けたほうがいいと思います。
特に雪が常に降るようなエリアだと厳しいかなと思いますね。
具体的には北海道、東北、北陸、甲信エリアはキツいんじゃないでしょうか。
クリスマス、年末年始などのイベント時期は避ける
個人的に一番避けてほしいのが日付。
イベントのタイミングでやると、非常識極まりないので注意してください。
例えば
- クリスマスイヴ:12月24日(できれば23日も避ける)
- クリスマス:12月25日
- 年末:12月27日前後~31日
- 年始:1月1日〜7日前後
あとなるべく成人式とかも迷惑になる場合もあるので、避けたほうがいいと思いますよ。
暖かい時間に行う
冬は朝や夕方などはより一層冷え込みますから、よっぽどの事情がない限りお昼前後に挙式開始にするべきです。
具体的には11時〜15時の間に開始するのが常識な範囲内かなと思います。
時間帯についてくわしくは結婚式の時間帯!開始時間は午後12時スタートが人気なワケでも解説してます。
なるべく外に出ないようにする
冬はゲストが外に出る必要がないように配慮してほしいです。
外に出る出し物にはこんなのがあります。
- ガーデンウエディング
- フラワーシャワー
- ブーケトス
- プールで風船を飛ばすなど
おすすめのやつを披露宴の演出でよかったもの【実際にゲストで参加してみて】で書きましたので参考にしてみてくださいね。
アクセスのしやすい場所を選ぶ
足元が悪い可能性があるので、なるべく駅徒歩すぐなどアクセスの良い場所にしてあげるといいです。
どうしても遠い場所にする場合、無料の送迎バスを出すなど配慮しましょう。
万が一雪が降ったりして、歩かないといけなくなったら迷惑と思う人もいますからね〜。
冬の結婚式メリット・デメリット
いったい一般的にどんなメリットやデメリットがあるのか考えました。
冬婚メリット
メリットを4つお伝えします。
メリット1.安い
人気のない月なので、多くの会場は繁忙期よりも見積もりが安くなります。
お得に結婚式を上げるなら12月や1月は向いているといえます。
結婚式場によって下げ幅もかなり違うので、確認をしっかりしましょう。
メリット2.選択肢が多い
冬に挙式をする人が少ないので会場が割と選び放題。
また会場内の披露宴会場や日付も好きなところが選択できる可能性が高いです。
「急がないと埋まっちゃいますよ!」とプランナーが仮に言ってきたとしても、余裕で構えることが出来ます。
もし営業トークをしてくるならこんなセリフが考えられます。
「みなさん年末やクリスマスの週は避けるので、◯◯日(希望日)に予約が集中するんです」といった感じ。
仮にドキンちゃんのようなこんな上手いことを言われても、冬であれば営業トークだと思って冷静に考えられる余裕が生まれます。
メリット3.雨が少ない
雨男・雨女の皆さん!朗報ですよ!
多分これ書いているブログとかサイトはうちだけですけど、冬は雨が少ないです。
せっかくの結婚式なら雨は少ないほうがいいですよね。
以下にデータを持ってきたのでご覧ください。
【月別降水量】
【降水確率】
ご覧の通り12と1月はだいぶ雨が少ないです。
ただし参考までに東京のデータなのでエリアによっては多少数字が異なります。
メリット4.スタッフの質が高い可能性あり
結婚式場の料理提供などはバイトがけっこうやっています。
特に繁忙期はバイトをたくさん雇ってスタッフを増強するんです。
だから不慣れなスタッフが多いことがけっこうあります。
反対に閑散期の冬であれば、バイトが少なかったり、バイトであってもスキルが高めのスタッフにあたる可能性が高くなりますよ。
もちろん会場によっても変わりますが。
冬婚デメリット
次に12月や1月に結婚式をする、寒い以外のデメリットを4つお伝えします。
デメリット1.雪が降って交通機関が麻痺する可能性がある
リスクとして不運にも大雪が降ったりして、電車が止まったりすることが考えられます。
その場合新郎新婦はもちろん、ゲストやスタッフも会場にたどり着くことが出来ないリスクがあります。
もちろん夏だったら台風があったりしますので、運にもよりますが、知っておきたいデメリットです。
デメリット2.前撮りが寒い
結婚式当日が寒いのはもちろん、前撮りも寒いです。
もし前撮りするのであれば、寒い時期に重なる可能性があるからです。
結婚式の1ヶ月や2ヶ月前に前撮りをする人も多いのが現状。
そうなると12~1月に式を上げる場合、11月や12月に前撮りを実施する可能性があるので、ロケーションフォト(外で撮るやつ)は辛いでしょう。
対策としては、スタジオ撮影にするか、かなり早めに撮っておくことをおすすめします。
あと服装はドレスより和装のほうが断然暖かいです。
時期についてくわしくは結婚式の前撮り時期はいつが人気?タイミングを一挙公開をご覧ください。
デメリット3.体調を崩しやすい
冬は他の時期よりウィルスが蔓延しているため、体調を崩す人が多いです。
新郎新婦が風邪やインフルエンザなどにかかるのは嫌ですし、ゲストが体調不良で休むのもけっこう辛いところ。
万全の状態で望むためにも、体調管理に一層気を配る必要があります。
一応データ載せておきます。
【急性鼻咽頭炎[かぜ]<感冒>】
※出典:健康保険組合連合会
【インフルエンザ】
※出典:健康保険組合連合会
夏と冬でかかる人が大きく変わっていますね。
デメリット4.日が短い
窓があるチャペルや披露宴会場を使う場合のデメリットです。
冬はすぐ暗くなることを意識しておきましょう。
細かい話ですが、12月とかは西日が差すのも早いので部屋が眩しくなりすぎないかも考慮しておくといいかもしれません。
まとめ:12月1月の結婚式はそんなに非常識でもない
まとめるとこんな感じ。
- 冬の結婚式でもちゃんと地域や日付、イベントを考えれば非常識にはならない
- メリット:安い、式場の選択肢が多いこと、雨が降りづらい、スタッフの質が高い可能性あり
- デメリット:交通機関が止まるリスクがある、風邪引く確率が高い、寒い、日が短い