「結婚式の準備でストレスがやばいんですけど」
「準備ってそんなに大変なの?」
という方向けです。
嫁ちゃん
けいすけ
昨年結婚式を挙げ、結婚式本を10冊以上読んだ私たちが書きました。
今回のブログテーマでは、結婚式準備のストレスや大変さについてわかります。その時こうしたら良かったということもあわせて説明します。
結婚式準備はストレスがすごくて大変だった件
「結婚式準備でイライラがとまらない」
その気持ちすごくわかります。
でもはっきり言います!
大丈夫です。正直それが普通ですから。
わたしも嫁ちゃんもかなりストレスが溜まっていたことを覚えています。
今まで一緒に過ごしてきた中で、一番険悪な空気が流れていたことは間違いありません。
実際にインスタ(@keisuke_nishino1)でアンケートを取ったらマリッジブルーになったという人も多いです。
※母数63人
直前は、結婚式の準備でとにかく決めることが多いです。
夫婦の共同作業でとしては、たぶん今まで一番のタスクの量でしょう。
二人の間ですべての意見が一致するわけでもないので、度々意見が割れます。
そのときに軽い衝突が起こるんです。
決まったら決まったで色々こなさないといけないしで大変でした。
思い出しただけでも以下のような感情が湧き出ていたのを覚えています。
- ①「仕事との両立がつらい」
- ②「家事もしないといけないのに」
- ③「相手が頼んだことをやってくれない」「興味をもたない」
- ④「見積もり金額が当初より上がってつらい」
- ⑤「手作りしんどすぎ」
- ⑥「期限にも間に合うか不安」
①「仕事との両立がつらい」
私たちは共働きです。
平日は週5で普通に働いていて、残業も普通にありました。
なぜか知らないですけど、結婚式の直前に限って仕事が忙しかったんですよね。
早く帰りたいけど帰らせてくれない。ほんとやめてほしい。
だから家にいるときくらいは休みたいという気持ちが生まれます。
でも平日の夜遅くも、休日も返上して結婚式の準備をしないといけません。
日に日に忙しくなってくるし、ふたりとも不機嫌になるしでストレスがすごかったです。
家って休息の場所のはずですよね。でも嫁ちゃんも機嫌悪いし、どこにいても居心地が悪かった。
皆さんの中には同じような状況の方も多いんじゃないでしょうか。
②「家事もしないといけないのに」
家に帰ったら家事をしないといけません。
多くの人は結婚式の前には一緒に住み始めていますよね?
新生活をはじめたばかりのときは、二人の価値観がうまくあわなかったりして、軽い衝突が起こりやすいです。
わたしたちもしょうもない細かい違いとかで、不穏な空気が漂いました。
たとえば掃除の仕方や、トイレお風呂の使い方、料理の仕方や後片付けなど。
特に女性は家事も普通にこなさないといけません(うちはわたしがけっこう手伝ってますけど)
家事を全くしないような旦那さんも多いはずです。
仕事も家事も結婚式準備もなんてなったらストレスで爆発しそうですよねw
いっそ小爆発くらいならしてもいいと思いますよ。
③「相手が頼んだことをやってくれない」「興味を持たない」
結婚式の準備で段取りすると思います。
プランナーとの打ち合わせのたびに色々とタスクをさずけられるので、期限までにこなす必要がありました。
で彼氏・彼女にそれぞれタスクを課すわけです。
でも計画通り行かないことも1つ2つでてくる。
相手が期限までにちゃんとできないと相手に対してイライラしてしまう。
特に旦那さん側がちゃんとやっていなくて、ダラダラ過ごしているケースが世の中では多いです。
そもそも結婚式に対して興味のない男性は多いです。
うちもご太文にもれず、嫁ちゃんのほうがやる気満々でした。ほんと申し訳ない。
基本は嫁ちゃんが考えてくれて、わたしはちょこちょこ口を出す感じになっていました。
その「ちょこちょこ口を出す」のが嫁ちゃんには文句に聞こえたようで、怒りを感じました。
「文句言うなら自分でやれよ!考えろよ!協力しろよ!」という想いがひしひしと伝わってきました。
例えていうなら静電気を常に食らってるような感じでしょうか。
うちの夫婦は仲が良いので、そんなイライラなんてしないと思っていましたが、どうやら例外ではなかったようです。
いままでは癒やしの対象だったはずの相手が、怒りを生み出す相手になりましたね。
④「見積もり金額が当初より上がってつらい」
更に大変さに追い打ちをかけるのが見積もり金額。
当初見積もりより本番は上がるというのが定石です。
うちはかなり外注とかしたり、見積もりの段階でリアルなものを出し直してもらったにもかかわらず、値上がりしました。
打ち合わせをするたびにジリジリ上がっていく見積もり。
ただでさえ、準備でイライラしているのに追い詰められるこの感覚。
二人は怒りと悲しみの頂点に達していました。
⑤「手作りしんどすぎ」
結婚式は凝れば凝るほど青天井に大変です。
なにかと自作が可能なものが多いので、つい節約しようとして自分でやろうとするとタスクがどんどん増えます。
例えば、招待状の筆耕とかペーパーアイテム、ムービー作成、ウェルカムボード、演出、音楽、その他飾りなどなど。
うちはまだ少ない方だったから良かったですけど、これらを全部やろうとすると大変すぎます。
⑥「期限にも間に合うか不安」
期限に対するプレッシャーがけっこうありました。
結婚式の3ヶ月前くらいまでは割と平和だったんですけど、1〜2ヶ月前になると急に準備が大変になりました。
ゲストに招待状を送るのが数ヶ月前で、招待客人数が確定するのが1~2ヶ月前くらいになります。
数が確定しないと準備できないことも多いです。
特に招待状とかペーパーアイテムといったものは、直前に忙しくなるんですよね。
期限に間に合いそうもないときは焦りました。
あと常になにか追われている感がすごかった。
結婚式準備のイライラを最小限にするための対策
私たちが対策をしたことや、「こうしたらもっとイライラを抑えられたなあ」と思う方法を自分なりにお伝えしていきます。
タスク整理をする
個々のタスクをいきなりやりだすのではなく、タスクを洗い出して整理をすべきです。
例えば
- いつまでにやるか
- なにをやるか
- だれがやるか
- 何が終わって何が終わっていないか
やるべきことが明確になっていないと、頭の中が混乱してよりストレスになってしまいます。
そういったときは目に見える形にしてあげると冷静になれますよ。
おすすめは付箋でコルクボードや冷蔵庫にはりつけることです。
複数の色の付箋を買ってきて、1枚につき、1タスクと期限を書きます。
色分けは「青が夫」「赤は妻」みたいにするといいです。
終わったもの・終わっていないもので振り分けます。
するとすっきりしてイライラが軽減されますよ。
命令ではなく託す
「〜をやって」と依頼すると嫌がる男性は多いですよ。
命令されるのが嫌いな人が多いためです。
わたしもそうですw
面倒くさいですよねw
一方で自分からやりだすことは嫌に思いません。
だからなにか頼むのときは命令ではなく、託すといいです。
たとえば「動画の責任者は◯◯くん(夫の名前)、ウェルカムボードの責任者はわたし(妻の名前)でいい?(はーと)」という風に。
うまく決まらない場合は、ドラフト形式をとってもいいですね。
じゃんけんで勝った方から順番に自分がやりたいタスクを、自分で選ぶ方法です。
- もしじゃんけんで妻が勝ったら、まず妻が自分のタスクを選ぶ
- 次に夫が自分のタスクを選ぶ
- その次に妻が自分のタスクを選ぶ
という感じで役割分担が終わるまで繰り返す方法です。
また二人でやらないと進めることができないタスクでも、うちはできるだけ細かく分けました。
例えば曲を決めるとき、入場曲と乾杯は妻が決める。中座と退場曲は夫が決めるといった具合です。
旦那は協力しないものだと諦める
結婚式で旦那が協力しないというのは割とあるあるです。
だからある程度諦めるというのも必要かもしれません。
結果的には妻がこなす割合が多くなりますが、むしろ割り切ったほうが逆に気がラクになりますよ。
ただしあまりにも何もしてくれないというときは、いっそ切れてしまったほうがいいこともあります。
ほめる
相手がタスクをしっかりこなしたら、ほめてあげましょう。
褒めるともっとやる気を出して次の準備が加速します
なにより結婚式準備が嫌なものから楽しいものにちょっとだけ変わります。
褒められて心から嫌な人はいないはずですからねー!
小さなことでもいいのでしかるのではなく、なるべく褒めてあげましょう。
ちなみに私は嫁ちゃんを褒めるのは得意です。
で嫁ちゃんをほめまくっていると、逆に嫁ちゃんが真似して私を褒めるようになるんですよね。不思議。夫婦って似るものです。
(ただし機嫌が極端に悪いときにやっても無意味ですw)
役割分担を明確に
男性は役割をしっかり与えてあげると動きます。
逆に誰かがやってくれると思わせてしまうとなかなかやろうとしません。
人は(特に男性)は重要なポストを与えてあげるとやる気を出します(実際に実験データでもそうなったらしい)
相手の意見をしっかり聞く
二人でやりたいこととか、お金をかけたいと思っているポイントは違います。
そのときに「〜じゃないと絶対無理」という姿勢はやめようと意識していました。
相手がやばい人ならどうしようもないですけど、常識的な人ならまず話を聞きましょう。
その上でどこなら妥協できるか、譲った代わりにどこどこは自分の希望通りにしてくれないかなどしっかり話し合うことが大切だと思いました。
特に男性の方は、相手の意見をロジックで反対意見をぶつけてねじ伏せようとする人が多いですから注意してくださいね。
一旦は相手の意見を真剣に聞いてあげて、うなづいてあげるだけだいぶ彼女さんの反応は違ってくるはずです。
このあたりはわたしもイマイチ徹底しきれていなかったと思うので反省しています。
完璧を目指さない
すべてをパーフェクトにしすぎるとパンクしてしまいます。
多少ゆるく行ってもいいですよ。
結婚式が多少うまく行かなくても死ぬわけじゃないです。
致命傷でなければ、少し手を抜くところがあってもあっていいじゃないですか。
自分で全部やるんじゃなくて、一部は外注するとかもありです。わたしたちもそうしたら随分楽になりました。
気を張り詰めすぎず、ゆるーくいきましょう!
あともし喧嘩をしてしまっても、イライラしてしまっても気にしないことです。
「みんな通ってきた道なんだから」「当たり前なことなんだ」と気楽に構えちゃっていいと思います。
いざ終わってみると大変だったのもいい思い出
当時はイライラしてつらかったですけど、それもいい経験だったなあと思います。
あとありきたりな回答かもしれませんけど、実際に結婚式をやってみたらイライラとか苦労を忘れるくらい当日は楽しかったです。
結婚式の準備を終わったら一気にラクになりました。「あのストレスは一体何だったんだろうね」ってくらいに。
以降は不穏な空気になることはなくふたり仲良く暮らしています。
だから今は大変かもしれませんが頑張ってください。
喧嘩になっても、相手のことが嫌いになっても一時的なことです。
結婚式当日もその後も平和です。
今が一番しんどいときだと思って耐えましょう。
応援しています!!
まとめ:結婚式準備のストレスは大変
イライラを最小限にする方法のまとめ
- タスク整理をする
- 命令ではなく託す
- ほめる
- 役割分担を明確に
- 相手の意見をしっかり聞く
- 完璧を目指さない
もうどうしても色々しんどいときは、いっそ外注するのも手です。
私はムービーを自作する予定でしたが、諦めて自作しました。
くわしくはこちらで書いています。